ケーブルに関して
黒線を基準として配列が下記のようになっております
3LeadWires [UL1007 300mm or 450mm:Twist Cable]
Black Wire: Negative (-)
Red Wire: Positive (+)
White Wire: RPM Signal monitoring (回転信号出力型パルスセンサー)
4LeadWires [PWM FAN] [UL1007 450mm:Twist Cable]
Black Wire: Negative (-)
Yellow Wire:Positive (+)
Green Wire:RPM Signal monitoring (回転信号出力型パルスセンサー)
Blue Wire: PWM Signal monitoring (PWMコントロール)
期待寿命に関して
Life Expectancy: 50,000 hours:Dual Ball-Bearing [NMB].
Life Expectancy: 30,000 hours: 中空ベアリング[改良型流体軸受け.]
At Room Temperature 65%RH.
騒音値に関して
騒音値(dBA)表記について
表記はXINRUILIAN社暗騒音室レベル準拠となっております。
暗騒音室レベル[17dBA]以下のものは、換算値表記(下記参照)となっております。
騒音特性
騒音測定値は無響室においてファンを宙吊りにし、吸い込み面より、
1mの所で測定した中心値です。
[JIS B 8330] 国際規格 ISO3745、GB/T6882 準拠しています。
換算値
10cm[実測値]で測定し、これを1mに換算しました。
換算式: 1mの換算値=10cm[dBA]-20log 1.0m/0.1m
風量-静圧特性 [P-Q特性]
測定方法はJIS B 8330 、国際規格 AMCA210 に基づき、
ダブルチャンバー方式を採用しております。
風量換算
1m3/min=35.31CFM
1CFM=0.0283m3/min
1m3/min=16.67ℓ/sec
1ℓ/sec=0.06m3/min
騒音レベルの目安
分類 |
騒音値(dB) |
目安 |
非常に静か |
20 |
木々の葉の触れ合う音、置き時計の秒針音(前方1m) |
30 |
深夜の郊外、ささやき声 |
静か |
40 |
図書館、小鳥のさえずり、静かな住宅地 |
50 |
静かな事務所、エアコン室外機 |
やかましい |
60 |
普通の会話、チャイム |
70 |
掃除機、騒々しい街頭 |
80 |
地下鉄の車内、交通量の多い道路 |
非常にやかましい |
90 |
大声、騒々しい工場内 |
100 |
電車通行時のガード下 |
付属ネジについて
従来の「テーパーネジ」に加えて、ゆるみ止め加工を施した
「セレート付きフランジナット」を採用したネジセット(バインドネジ+フランジナット)が同梱されております。
「バインドネジ」と「セレート付きフランジナット」は日本製です。
25mm厚FANには35mm、38mm厚FANには50mmと、FANの厚み+10mmのバインドネジが同梱されております。
これはFANの両側にフィンガーガードの設置を考慮したためです。
羽根の回転方向について
RDL1225SのLNタイプ[リブ付きフレーム]が反時計回りとなっております。
それ以外のFANは時計回りとなっております。
120×120×25mmFAN羽根形状と弊社呼称
LN-Type(リブ付きフレーム) |
SP-Type(リブ無しフレーム) |
|
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フレームについて
Bearingについて
弊社のX-Fan の「Dual Ball Bearing=2ボールベアリング」 は、
業界品質No.1 の [ミネベア] 製を使用しております。
そのなかでも特に品質の高い「日本製」を採用しております。
「静かなボールベアリングを」、というお客様の声から生まれました。
弊社のX-FANの改良型流体軸受け[中空ベアリング]は、
油温の上昇を抑え、なおかつ密閉性を高め、油漏れ、外部からの異物の混入を防ぐなどの改良を施し、
低ノイズ・低振動を実現。静音性と耐久性の向上に貢献しています。
ファンコントロール等での低電圧使用で回転数が落ちた場合でも、
ノイズの原因となる軸のブレが出ない様、内部構造に加工が施されております。
パッケージには「スリーブベアリング」と記載されていますが、スペックシートでの分類では、
ボールベアリング以外は全て「スリーブベアリング」に該当するため、
「スリーブベアリング」表記となっています。
取り付け姿勢について
X-FAN のスリーブファンは取り付け姿勢による制約は有りません。
弊社型番と親和産業様型番の比較表
比較表はコチラから
職人シリーズ等の比較表はコチラから
PWMコントロールFANについて
PWMコントロール機能とは、パルス幅の比率を変えてファンの回転速度を
外部からコントロールする機能です。
必要な時に最適な風量を調整できるため効率良く冷却でき、
消費電力の低減や装置の低騒音化に有効です。
PWM Duty Cycle[%]はM/Bに依存します。
弊社のPWM FANは、
品質・信頼性の高い三洋電機製PWM制御IC[LB11961]を採用しております。
そして万が一に備えて、PWM FANは全てオートリスタート機能を追加しております。
オートリスタート機能とは
ファンが回転中、強制的に停止した場合、
駆動電流を断続的に切断し、ファンモーターの保護を行います。
外部拘束が無くなった場合、自動的にファンが再スタート[復帰]致します。
5V動作確認について
弊社では納入されたファンを何個か抜き取り、
DC安定化電源にて5.00Vで起動確認しております。
弊社では、安定性に定評の「Seasonic・ SS-350AGX」 に
ZALMAN 2系統電源分岐ケーブル[5V]を接続し5V起動確認しております。
全数動作確認をしておりますが、お客様全ての環境に対応するわけでは有りません。
5Vにて起動不可が御座いましても保証外とさせて頂きます。
超低速ファン及び超高速ファン等、ファンによっては5V起動が出来ない物が有ります。ご了承下さい。
低速ファン[5V使用含む]は、回転数が低いため冷却能力が低くなります。
その為、ケース内部の温度上昇により熱暴走等の不具合が生じる危険性があります。 ご使用のCPUやケース内部の温度状況を確認して無理がある場合は、
低速ファンのご使用はお控え下さい。
5V駆動はメーカー保証外となります。自己責任においてお願い致します。
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